バンクーバー市内でバスに乗る
バスの乗り方
バンクーバーの良いところは、バスや電車で移動できるところです。
バンクーバーは日本の様に公共交通手段が発展していて、普通に地元の人が活用しています。
乗る時
バスの前方から乗ります。
中には99ライン(ブロードウェイを走るバス)の様にバスの乗降口全てから乗る場合もありますが、基本、前から乗って後ろのドアから降ります。
混んでいる時など、後ろのドアから乗り込む乗客もいますが、運転手によっては注意される場合もあります。
なお、車椅子が乗る場合、入り口の昇降板が可動し、歩道との間にスロープを作り、段差なく乗れる仕組みになってます。
車椅子が乗った後、昇降板が元の状態に戻った後に他の乗客が乗り込むます。
スロープが降りた状態で乗り込まないようにしましょう。乳母車、車椅子が優先なので、譲るようにしましょう。
料金
全て1ゾーン料金で先払いです。
乗車時、右側にcompass cardをタップするハガキ大の物があります。画面が緑の時にタップして下さい。
現金の場合、お釣りが出ませんので、ちょうどの金額を用意します。
両替機も車内にはないので前もって準備しましょう。
お金を入れるとチケットが出ますので、それを取ります。
90分以内であれば、そのチケットは他のバスにも乗り換え可能です(電車不可)。
降りたいバス停が近づいた時
希望のバス停が近づいたら、窓沿いの黄色いロープを引く、もしくは所々ある黄色いポールにボタンが付いてるのでそれを押します。
ロープの引き具合が悪いと反映されないこともあるので、「ディン」という音を確認、行き先画面の右側に赤字で「stop」と表示されているかを確認して下さい。
一度誰かがstopサインを出した後はロープを引いても音は鳴りません。
混雑時は、降りるバス停が来る前に、少しずつ降り口に近づいて行った方が良いでしょう。
中には降りるバス停で停まってから、ようやく奥の方から人ごみを掻き分けて出口に近づいてくるも、出口にたどり着く前にバスが発車して降り損ねた人とかたまに見ます。
動いているバス内での移動は危険ですが、降りるバス停が来る前に、赤信号で停車の度に少しずつ移動したり、手すりやつり革につかまりながら降り口付近で準備するのが良いでしょう。
降りる時
降り口ドア上部にある緑のライトが点灯したら、ドアを開けることができます。
”TOUCH HERE TO OPEN DOOR”と書かれた黄色のテープがドアに貼ってあります。
でも実際はドア上部にセンサーがあり、ドアの前で動きがあると開きます。
中には緑のライトが点灯する前からTOUCHと書いてある部分に手を置いて押して開けようとする光景を見ますが、センサーが「動き」を感知しないと開きません。
センサー下、ドア前で、手を引いたり、左右に振ったりすると開きます。
バスによっては上記の黄色テープではなく、ドア中央にバーが二本ついているものもあります。その場合は、緑のライトが点灯したら、バーを押すとドアは開きます。
中には運転手が開けるのを忘れていることもあるので、緑のライトが点灯していない場合は「Back door , please」と大声でドライバーに聞こえるように言いましょう。
声が小さくて聞こえない場合、そのままドアが開かず発車してしまうことがあります。
バスは全て1ゾーンになるので、降りる時にCompass cardをタップアウトする必要はありません。
人によっては「Thank you!」と大きい声でドライバーに言ってから降りる人もたくさんいます。
なかなか人前で大きい声を出すのは気が引けますが、言う言わないは、人それぞれです。
私は、乗る時にドライバーがすごくフレンドリーで話しかけてくれたり、乗客にすごく親切だった場合、感謝の気持ちを表したいなあと思うので、その場合は言います。少し照れますが。
乗り換え
最初にお金を払ってチケットを取ってから90分以内であれば、バスは乗り放題です(現金支払いの場合バスから電車は不可)。
Compass card/Compass ticketであればバス、電車、シーバスが90分以内乗り放題です。
詳しくはTranslinkのサイトをご覧ください↓