バンクーバーの秋、街のきのこ
すっかり寒くなり、バンクーバーも秋真っ只中。
カナダは自然が多いので、街中でも色々な動植物を見る機会があります。
リスやスカンク、アライグマは身近な動物です。
コヨーテなんかもたまに見たりしますが、サッと走り抜けて行くので、じっくりは見れませんが、ワイルドな野良犬といった感じでしょうか。
小さい子供を夜叱る時に「コヨーテに拐われるよ」とか「クーガーに連れて行かれるよ」という脅し文句も聞いたりします。
ともあれ、動植物が身近に感じるカナダですが、秋にはきのこが目に付きます。
特に見たことないようなキノコを見たときにはびっくり。
日本にもあるのでしょうが、私が住んでた地域では見たことがなかったので、初めてこれを見たときは衝撃でした。
赤地に白のボツボツ。。。
スーパーマリオ上ではかわいい柄ですが、実物はすごく気持ち悪い。。。
初めて見たのは5年くらい前かな。
隣の家の前庭が荒れ放題で落ち葉とかも積み重なり、木の枝も伸び放題。
周りの家々が綺麗に前庭、歩道脇の芝を整えている中、その家と、家の前の芝は荒れ放題。
空き家のような状態だったのですが、実はおばあさんが一人で住んでいて、全く手入れに無関心な人だったようで、度々近所の住人が市に苦情を言い、言われるとその時だけは芝刈りの人を雇って、ちょっとだけ芝や枝が整うのですが、また枝や葉っぱが伸び放題になり、歩行者の妨げになり、また市に苦情が行き、の繰り返し。
毎年10月くらいになると、その人の家の前庭には、例のキノコが生えるのです。1シーズン平均3~8個くらい生えてたかな。
数年前に火事を出し、家の中はごみ屋敷のようだったらしく、消化作業が大変だったようです。
幸い怪我人も無く、無事に済んだのですが、火事が出た日は早朝に大家さんに「隣の家が火事だから避難して!」という大声で飛び起き避難したものです。
すごくびっくりしたし、家の外に出たら煙がもくもく出てて更にびっくりでした。
その後、その家は他の人に売られたようで、庭の手入れも普通に入り、キノコも生えなくなりました。
でもたまに、駅横の草むらみたいな所に、このキノコが生えてるのを見たりします。
あと、散歩中にやたらキノコが生えてる木が一本だけあって、初めて見たのでびっくりしました。
無数のパンケーキが生えてるような感じ。
なぜか周りでもこの木だけにしか生えていませんでした。
バンクーバーの秋。
紅葉も綺麗ですが、キノコも毎年気になります。